
足裏の右足の土踏まずよりもやや上側(小指側)の部分。
具体的な部位説明
- 右足の小指側に近い土踏まず周辺。
- 足裏を縦方向に見たときに、かかとからつま先に向かう途中、土踏まずの上部に位置します。
- 目安としては、足の外側ラインの中腹付近~土踏まず上部にかけて、広めに肝臓の反射区があります。
左右差・注意点
- 肝臓は主に右足に反射区があるとされます。左足には対応する反射区がほとんどない、あるいはごく小さいと考えられています。
- 個人差により反射区の感じ方や痛みの出やすいポイントは異なります。痛いと感じる場合は無理をせず、徐々に刺激を加えるようにしましょう。
健康効果・効能、こんな人におすすめ
- 内臓機能の調整:肝臓は体内の解毒・代謝の中心となる臓器です。刺激することで肝機能の働きをサポートするといわれています。
- 血流改善:全身の血液循環を促し、冷えやむくみの軽減に役立ちます。
- ストレス緩和:肝臓はストレスに対しても影響を受けやすい臓器です。肝臓反射区の刺激は、イライラや不安などの緩和にもつながる可能性があります。
肝臓の反射区ケア方法
推奨する刺激方法
- 圧迫:親指の腹などでゆっくりと圧をかける。
- 揉みほぐし:軽く円を描くように指を動かしてマッサージ。
- ツボ押し棒などの使用:慣れてきたら専用の棒を使い、ピンポイントで刺激するのも効果的です。
ステップ1:ウォーミングアップ
- 足を軽く温める(足湯や蒸しタオルなどを使うと効果的)。
- 足全体を軽くさすり、血行を良くする。
ステップ2:肝臓反射区への刺激
- 右足の小指側の土踏まず上部を探し、親指の腹またはツボ押し棒を当てる。
- ゆっくりと痛気持ちいい程度の圧をかける。
- そのまま5秒ほどキープし、圧を抜く。これを数回繰り返す。
- その後、円を描くように優しく揉みほぐす。
ステップ3:仕上げ
- 肝臓反射区以外にも、周辺(胆のうや腎臓の反射区)を軽くほぐしておくと全体の巡りがよくなります。
- 最後に足全体をさすりながら、アキレス腱やふくらはぎへ向けて上に流すようにマッサージすると、血流促進が高まります。
- 終了後は、水分補給をしっかり行い、老廃物の排出をサポートしましょう。
頻度・注意事項
頻度
1日1回~数回まで行って構いませんが、過度な刺激は避けましょう。特に痛みが強いと感じる場合は回数・力を控えめにしてください。
注意点
・妊娠中や重篤な持病がある方は、事前に医師や専門家に相談してください。
・痛みや腫れが強い場合は無理に続けず、専門家に相談を。
・マッサージ後は老廃物が排出されやすくなるため、水分補給を十分に行うと効果が高まります。